WILLCOMのアンバランスさ…

最近のWILLCOMは2.5GHz帯獲得を目指す次世代PHSの優位性についてマスコミで強く発言していますが、目まぐるしく変わる携帯業界の変動を読み切れておらず、私から見ると、少々勿体ないな〜と思います。せっかくモバイルWiMAXより技術的に優れている次世代PHSが次に控えいているのに、定期的(?)に不具合を起こすメールサーバーに、バッテリーの不調、そしてなにより、携帯キャリアが料金体系を変えてきているのに、傍観を貫いている姿勢にもはや憤りすら覚えるほどです。技術はいい、でも経営企画などでつまずいているように見えて、勿体ないな〜と感じずにはいられないのです。
 どちらかといえば、今は法人のユーザの対応に追われているのかもしれませんね。料金も個別で対応しているのではないでしょうか?確かに、法人口での方が一度契約するとすぐには解約することはありませんし、大口ですしね。しかし、それでも経営基盤をDDIポケットから1,5倍にしてきたのは、革新的な音声定額の導入と10年来から支えてきた個人契約のヘビーユーザの力があったことはWILLCOM自身も認めているところなのではないでしょうか?
 私はできることなら次世代PHSで2.5GHz帯を獲得が発表され一安心してから、その翌日ぐらいには挑戦的な、且つキャリア・ユーザとも納得できる音声・通信両方の抜本的な料金体系の改定を発表して欲しいのです。…実はWILLCOMは 2.5GHz帯獲得がはっきり分かるまで耐え忍んでいるのではと思ってるんですが、楽観的すぎるかな?