阿川が考えるWILLCOMの料金体系2-2

今度は通信端末の料金体系の概要から…

 ・時限式ダブル定額(XG,8x,4x)
 ・パケット総量式ダブル定額(XG,8x,4x)

この二つは今までの音声端末のデータ定額で採用していたダブル定額制を「使用時間量と使用パケット量」の二種類にした感じですかな。あとXGや8x,4xは速度で分けてるんですが…実際のところ、これ以上は料金が複雑すぎるので2xのリアルインターネットは個人ユーザやビジネスユーザには廃止の方向でいいのかなと思います。それとこの二つとも一つ目の制限以下の使用量の場合は繰り越し可能とします。

実際の料金は…

 ・時限式ダブル定額(XG,8x,4x)…(4500円,3200円,2000円)
 ・パケット総量式ダブル定額(XG,8x,4x)…(同上)

…この後は音声端末の料金体系の「切り売りプラン」について補足します。

基本料金は800円(ウィルコム定額プランの070定額、メール定額を切り取ったのが基本)であとは自分がほしいサービスを選択するというのが、この「切り売りプラン」です。

ここで、現時点でどんな「切り売り」するサービスが考えられるか、箇所書きで示してみようと思います。

・070完全定額…800円
・070時間帯制限付き定額…600円
・メール定額…500円
・通話パック…(1000円,2000円,3000円)
・データ定額…XG-4000円,8x-3200円,4x-1800円

通話パックは普段自分が使う通話料を考えてチョイス、データ定額は通信速度でチョイスするといいのではないでしょうか。現在のウィルコム定額プランで考えると「基本料金+070完全定額+メール定額」なので2100円で、ビジネス定額プランだと「基本料金+070時間帯制限付き定額+メール定額」で1900円ですな…あと、ダブルバリューセレクトの二年縛りなどで、もっと安く契約することもできますね。

 ちょっとウィルコム側にやさしい料金かもですが、ユーザが自由に料金を設計出来る分、APRUは流動的になるのでキツイと言えますかね。でも、今料金体系を見直さないで「次世代PHSをサービスインするまで我慢してね♪」という不陰気を出されても、ユーザは待てないですよ!いや、これまでも待ってきたし、十分待った!次世代PHSに道筋がつけば、すぐにでも見直しに取り掛かって欲しいですな。