僕と未来屋の夏2

ぼくと未来屋の夏 2 (2) ぼくと未来屋の夏 2 (2)
武本 糸会、はやみね かおる 他 (2006/07/21)
講談社
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 話は主人公「風太」と未来屋という怪しげな青年が町の謎に挑む話です。夏というすごく限定したものだからという理由なのかは分かりませんが‥この巻でなんと最終巻です。

 風太のお父さんは小説家で本人も小説を書いて、その小説の主人公「少年探偵WHO」が風太の町の謎に対する推理の代弁をしている場面があります。でも、その後‥なんといいますか、小説の中でWHOがかっこつけて推理を立てても、現実、風太さんがそのことを話しても未来屋の推理で一蹴されてしまうという‥良く言えば、推理少年らしさがリアルに出てて好感が持てました。(現実の世界にコナンみたいな少年がいたら嫌ですよね‥私は嫌です!)

 読み終わった最初の感想として「夏ってやっぱりいいな〜」と思わされました。一度読んでみてください。同じ感想でしたら、いや感想が同じじゃなくてもですが、コメントで感想を述べていただけると幸いです!