人間とロボット

山本弘氏、「人類は異質の知性を受け入れなければならない」と語る(Robot Watchより)

自分のような空想家でよく「人間とロボットの愛」について思いを巡らし、いつも「人間とは」と頭を悩ませる事が多々あります。…人間を愛してもらうためには人間に近付かなければならない。でも人間自身,人間に近付けるプロセスがよく分かっていないのです。山本さんのSF作家としての視点は納得させられる事が多くあり,勉強にもなりました。私はSFコミックは読んでも、SF小説は読まなかったので恥ずかしながら存じませんでした。

私はSFの才能はなく、ただの空想家なので「人間とロボットの愛」について考えても自分本位な考えばかりになってしまいます。それはひとつにまだ完全と言われるロボットにあった事が無いからです。空想家は「ない」ものとのフィクションは思い描けません。でも、山本氏は高級ダッチワイフことを言ってましたが,では逆に人間そっくりの人形を私たち人間は好きになる事ができるだろうか?と考えてみると、なかなか難しいところがあります。もちろん愛好家の方はいますが、真に愛しているかどうか…いやいやそんな事を言ったら怒られますね。でも人の愛も正確なことは言えません。とにもかくにも人間を知らないと人形の事も言えないですよね。

最後に一言。

SFって実のところ哲学の一種みたいな側面があるように思います。