高度専門士という学位 Part1

高校三年生の頃、進路で専門学校か大学で悩んでいました。まあ大学を選び今に至る訳ですが、専門学校も良かったかも…と、ふと想像し…

「今の専門学校全体の状況ってどうなってんだろう?」と思い、検索してみたところ、聞き慣れない「高度専門士」という学位が出来ている事が分かったのです。

簡単に説明すると、修学年数2年の通常の専門課程は今まで通り卒業すれば「専門士」という学位が得られます。

高度専門士」はその上にあと2年の修学年数を重ねる事で、大学を卒業する事で得られる「学士」と同等の学位を得る事が出来ます。つまり「高度専門士」の学位があれば大学院も進学でき、ダブルスクールしていて、なおかつ進学に意志がある人には、いいルートです。

しかし、問題となってくるのが「学士」と「高度専門士」との差異です。大学院に進学出来る点から考えて差はないように思いますが、ひとつ確かな差異があります。

「学士」は世界共通の学位、「高度専門士」は日本独自の学位ということ、つまり「学士」に求められる「一般教養・国際教養科目」の履修が「高度専門士」では不足している点です。

不足しているからと言って「高度専門士」の方が劣ってるということではなく、むしろ逆で、この新しい学位が「学士」との違いを明確に出来れば、日本の高度教育システムを帰るきっかけになるのではと思っているのです。

……う〜ん。話を盛り上げ過ぎて纏めきれないかも。
次回に持ち越し…